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坂 本 恒 男

更新日2014.6.29

トップページ > 特集 第九回「里神楽の夕べ」> 解説:熊襲征伐(くまそせいばつ)
解説:熊襲征伐
 景行天皇の皇子、小礁命(別名=倭男具那 命(やまとおぐなのみこと))が父君から熊襲征伐を命ぜられて熊襲に赴くと、そこはちょうど豪族熊襲建(くまそたける)の新しい館の完成で賑わっていました。
舞台では、熊襲建と従者との滑稽な所作を演じています。

小礁命は祝いの宴に乗じて女装で紛れ込み、熊襲建に近付いて帝に従うように勧めましたが、結局争いになり、見事打ち敗かします。

負けた熊襲建がいぶかって、
 「西の国にありて、
  吾(われ)より建(たけ)きものなしと思いしに、
    吾に優る汝(なんじ)は何神にて候(そうろう)」
と問うと、小礁命は名を名乗り、
 「汝無礼(なんじぶれい)なるがゆえ、
  誅(ちゅう)せよとの 詔(みことのり) なるぞ」
と帝の思召を伝えます。熊襲猛は恐れ入って自分の「建」
の名を小礁命に献じ、命はこれより名を日本建 命(やまとたけるのみこと)と改めます。

舞方   小礁命  :久保秀一
      熊襲建  :鬼防文男
      従者   :田中金太郎
      従者    :坂本恒男
   
囃子方  大拍子  :久保信男
      笛     :田中之雄
      太鼓    :久保  猛
      鉦     :久保田信次

解説   坂本東生
手話   岩崎玉江

≪演目解説≫.
下記の演目をクリックすると解説ページをご覧頂けます。
  一、「清めの舞 (きよめのまい)」
  二、「寿 獅子舞 (ことぶき ししまい)」
  三、「日代之宮 (ひしろのみや)」
  四、「熊襲征伐 (くまそせいばつ)」

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