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坂 本 恒 男

更新日2018.8.6

トップページ > 特集 第十一回「里神楽の夕べ」> 解説:八雲神詠
解説:八雲神詠(やくもしんえい)
「八雲神詠」は、里神楽の中では代表的な演目です。
この前段として「神逐(かみやらい)箕傘(みのかさ)」という神楽があります。「須佐之男命(すさのおのみこと)は姉の天照大神より命を受け、保食神(うけもちのかみ)のもとへ五穀の種を受け取りにまいりますが些細なことで腹を立て保食神を切り捨ててしまいます。須佐之男命は天照大神の怒りに触れ勘当されます。ここまでが前段です。

高天原を追放された須佐之男命は、出雲の国にある肥川(ひのかわ)の川上、鳥髪(とりかみ)に着きました。その川上より一本の箸が流れているのに気づき、誰かが住んでいるのだろうと上がっていくと、老人「足名椎(あしなづち)」と娘が泣いています。
須佐之男命が「なぜ泣いているのか」と尋ねると、
「私には八人の娘がおりましたが年ごとに七人まで八岐大蛇(やまたのおろち)に呑まれ、残りし姫はこの櫛名田比売(くしなだひめ)、一人になってしまいました。恐ろしい大蛇がやってくる時期になったので悲しんでおりました。」
その大蛇とはどんな姿なのか尋ねると、
    体は一つで頭と尾が八つに分かれ、
    目は鬼灯のように真っ赤で
    胴体には苔を生やし
    身体の長さは八つの山を取り巻くほどです。
これを聞いた須佐之男命は、
並みのことでは退治できないと、幾度も(かも)した八塩折(やしおり)の酒を造らせ、大蛇に呑ませ酔いがまわり寝てしまった頃合いを見て、見事に退治しました。

その時大蛇の尾より立派な(つるぎ)が出てまいりました。命はこの剣を天照大神に差し出しました。これが草薙(くさなぎ)の剣と名づけられた宝剣です。

八岐大蛇を退治した須佐之男命は美しい櫛名田比売を妻にし、出雲の須賀(すが)というところに御殿を建て、
「八雲たつ八雲八重垣つまごみに八重垣つくるその八重垣を」と幸せの御詠(みうた)をよまれました。
この演目を「八雲神詠」と申します。
最後に足名椎が姫を助けてもらい、嬉しさのあまり帰っていく姿、里神楽独特の仁羽(にんば)の手踊りが一味ございます。

舞方   須佐之男命 :鬼防文男
      足名椎     :坂本恒男
      櫛名田比売 :久保祥皓
      大蛇 赤   :久保秀一
      大蛇 白   :高橋誠
   
囃子方  大拍子     :久保信男
      笛        :田中之雄
      太鼓       :田中金太郎
      鉦        :久保猛

解説   坂本東生
手話   眞壁とみ子 岩崎玉江
アナウンス 田中三哉子
衣装着付け
      宮下京子 高柳美津江 田中實 久保和博

≪演目解説≫.
下記の演目をクリックすると解説ページをご覧頂けます。
  一、「子供囃子」と「寿獅子舞」
  二、「清めの舞」
  三、「八雲神詠」

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